ブラックバス釣り初心者の方にもわかりやすい釣り方や道具・ルアー・仕掛けをご紹介いたします。
ブラックバスの釣り場やシーズン(季節)ごとの行動、釣り方もご紹介していますので、釣り初心者の方はもちろん、ベテラン釣り師の方も必見の内容です。
目次
ブラックバスとは、スズキ目サンフィッシュ科オオクチバス属の魚です。各地の淡水域(川・沼・ 湖 等)に生息し、大きな口が特徴で、動くものなら何でも食べる肉食魚であり、引きも強く、季節(シーズン)によって一定のパターンをもって行動することから、釣りの対象魚として大変人気がある魚です。
特に、体長50センチを超えるような魚は通称「ランカーサイズ」と呼ばれ、釣りファンを魅了しています。
ちなみに世界記録は2019年9月現在、日本の琵琶湖(滋賀県)で釣られた全長73.5センチ、重さ10.12キロだそうです。
ルアーと呼ばれる疑似餌を使用する釣りが一般的であり大変人気があります。
餌でも釣れますが、ここでは人気の高いルアーによるブラックバス釣り、通称「バスフィッシング」をご紹介いたします。
ブラックバスを釣る道具(タックル)には スピニングロッドおよびベイトキャスティングロッドの2種類があり、 それぞれに合ったスピニングリールおよびベイトキャスティングリールがあります。
ロッドとリールをセットにしたものを一般的にタックルと呼び、ロッド(釣り竿)やリールの種類によってスピニングタックル、ベイトタックルと呼んでいます。
スピニングリールに使用するロッド(釣り竿)の事であり、一般的には細い糸(ライン)を使い、軽いルアーやワームなどをキャスティングする( 投げる )釣りに適しています。
バスロッドの詳細はこちらへ
スピニングロッドに使用するリール(糸巻き機)の事であり、細い糸(ライン)を使う事が多い為、小型で軽い物を扱う釣りに適しています。
小さく軽いルアーやワームを使用した釣りをする時に使うのが一般的とされています。
初心者向きのリールですので、操作が簡単で誰にでも扱いやすいという利点があります。
欠点としては、スピニングリールの構造上、ラインにヨレが生じ、巻き取る力も弱いという欠点があります。
スピニングリールの詳細はこちらへ
ベイトキャスティングリールに使用するロッド(釣り竿)の事であり、一般的には太めの糸(ライン)を使い、重めのルアー(クランクベイトやスピナーベイト)を キ ャスティングする( 投げる )釣りに適しています。
バスロッドの詳細はこちらへ
両軸リールとも呼ばれ、スプールが回転して道糸を巻き取る機構のリールです。
スピニングリールと異なり、道糸にヨリが掛かりにくい構造なので、太い糸(ライン )を巻くのに適しています。
また、糸(ライン)を巻き取る力も強いです。
欠点は糸(ライン)の放出スピードよりスプールの回転が上回る事によるバックラッシュと呼ばれる糸(ライン)が絡まってしまう現象が起こる事です。
糸(ライン)が絡まないように指でブレーキを掛け(サミングと言います)、スプールの回転を調整する必要がある為、慣れるまでに多少の時間が掛かります。
ベイトキャスティングリールの詳細はこちらへ
ここでは、一般的に使用されているナイロンラインとフロロカーボンラインをご紹介いたします。
ブラックバス釣りでは、ナイロンラインとフロロカーボンラインそれぞれの特徴を考えた上で使い分けがされています。
ナイロンラインは、フロロカーボンラインと比較するとしなやかな素材でリールのスプールになじみやすく、キャスティング時のバックラッシュも起きづらく、リールを巻く事により、より良い動きをする巻き物(マキモノ)と呼ばれるルアー全般に向いています。
伸縮性に優れ、衝撃を吸収しやすくアワセ(魚のアタリに反応して竿を動かす動作)によるラインブレイク(糸切れ)等のトラブルを軽減防止する効果もあり、16ポンド(4号)以上の太いラインを使ってのカバーゲーム( 水生植物や立ち木が多い場所 )の釣りにも使われます。
また、弱点であった耐摩耗性の弱さも、ライン表面をコーティングにより強化された製品が各メーカーにより開発されており、現在はオールマイティに使用されるラインとなっています。
フロロカーボンラインは、ナイロンラインよりも伸びが少なく感度が良いとされおり、素材の強度も高い為、同じ強度のナイロンラインよりも細いラインが作れる為、スピニングタックルでの軽いワームを使用した釣りで多用されます。
また、素材自体が持つ耐摩耗性も高く、太いサイズはマンメイドストラクチャーと呼ばれる橋脚や水門などに代表される人工的な障害物にも有効です。細くて強度の強いフロロカーボンラインは、水中で受ける水の抵抗も少なく、前述のマキモノと呼ばれているルアーのリトリーブ(リールを巻いて引っ張る)において、同じの強度のナイロンラインよりも早くルアーをタナ(魚のいる層)に到達させる事ができ、感度が高いことからアタリを感じやすいとも言われています。
ブラックバス釣りで使用するルアーはハードルアーとソフトルアーに大別できます。ハードルアーとソフトルアーを使い分ける事で、更にブラックバス釣りの幅が広がり楽しみがアップすることは間違いないでしょう。
ブラックバスルアー(ハードルアー)の詳細はこちらへ
ブラックバスルアー(ソフトルアー)の詳細はこちらへ
ハードルアーとは、主にプラスチック、木(ウッド)、金属などの硬い素材を様々な形に加工し、針(フック)を取り付けたルアーの総称です。
トップウォーターとは、水面や水面直下を泳がせて使う、沈まないルアーの総称です。
水面で逃げまどう小魚や、岸際に落下した虫をイミテートした(模した)ものなど様々な形状があります。
水しぶきや音を発生させながら魚を威嚇して誘うタイプのルアーもあり、ブラックバスなどのターゲットがルアーに激しくアタックする姿を目の前で見ることができる為、非常にエキサイティングな釣り方なので、トップウォーターファンも数多く存在します。一般的なトップウォータールアーは、ペンシルベイト・ ポッパー・スイッシャー・ノイジー等があります。
ミノーとは、小魚のような細身の形状に、樹脂や金属製のリップと呼ばれる潜行板を装着したルアーです。
ルアーを動かした際にリップが水流を受けると、小魚のように震えながら泳ぎ、リップの大きさや角度によって泳層(タナ)が異なる仕組みとなっています。また、トゥイッチやジャークと呼ばれるロッドワーク(釣り竿の操作)に よってイレギュラー(不規則)な動きを与えることで、ダートアクションと呼ばれる小魚が逃げ惑うような動きを演出する事ができます。
動かしていたルアーを止めた際に浮上するフローティングタイプと、水中で静止するサスペンドタイプ、ルアーの自重で沈んでいくシンキングタイプなどがあります。視覚でアピールしやすいクリアーな水質のフィールドで多用されます。ブラックバスがそのフィールド(釣り場)でどんな種類の小魚を捕食しているかを知る事で、それに合ったミノーを選択すると釣果は更に上がるでしょう。
クランクベイトとは、前述のミノー同様にリップを装着し、ミノーよりもボリュームのあるずんぐりとした形状のルアーです。一般的にミノーよりも浮力が強く、幅広いアクションでブラックバスを誘います。ミノー同様、リップの形状や角度で泳層(タナ)が異なり、様々なタイプが存在します。一般的には、泳層の深度により浅いものをシャローランナー(0~1.5m位)、中層を泳ぐものをミッドランナー(1.5~2.5m位)、深いものをディープダイバー(2.5m~4m位)と呼ぶことがあります。
また、ミノーと同様にフローティング・サスペンド・シンキングなどのタイプがあります。
丸みを帯びた形状のラウンドボディが一般的ですが、扁平なボディを持つタイプは特にフラットサイドクランクとも呼ばれ、ラウンドボディよりもタイトなアクションで泳ぎブラックバスを誘います。
透明度の低いマッディ(濁った)な水質のフィールド(釣り場)で多用される事も多いです。
シャッドとは、ミノーとクランクベイトの中間的な形状のルアーです。見た感じでは体高のあるミノーとも、細身のクランクベイトとも形容できる形状で、動きもミノーに近いタイトな泳ぎのものから、クランクベイトのようなワイドな泳ぎのものまで様々あります。小魚を模した6~7cm程度の一口サイズが多く、ブラックバスの活性が低い状況で多用されます。フローティング・サスペンド・シンキングのなかでもサスペンドタイプが多く見られる傾向があります。
ラバージグとは、ジグヘッドと呼ばれるオモリのついた針(フック)に、シリコンやゴム製のスカートを組み合わせたルアーです。
単体そのままでも使用できますが、 トレーラーと呼ばれるワームやポークなどをセットして使われることが多いです。ラバージグ自体が特に何かの生き物を模しているわけではないのですが、セットするトレーラーの形状次第では、ザリガニや小魚などのあらゆるベイト(餌)を演出することができます。ラグビーボールのようなヘッド形状で、ボトム(底)での姿勢安定に特化したフットボールジグと呼ばれるものや、先の尖ったヘッド形状で、障害物のすり抜け性能に特化したモデルもあります。また、樹脂製のブラシガードで針先を隠す事で、根がかりを軽減させるモデルまであります。
スピナーベイトとは、金属製のブレードにワイヤーや鉛製のヘッド、スカートというパーツからなるルアーです。ルアーを引いてくると金属製のブレードが水流を受けて回転し、キラキラと光る様子はまるで小魚の群れを模しているかのようです。また、ブレードの回転によって発生する振動がワイヤーを伝わってヘッドのスカートを揺らし、フラッシングに興味をもって近寄ったブラックバスが、目の前のスカートの振動に誘われてバイト(捕食)します。ブレードが木の葉のような形のウィローリーフブレード、丸みを帯びたコロラドブレードの2種類が一般的です。一枚ブレードのシングルタイプ、二枚ブレードのダブルタイプ、前後のブレード形状が異なるタンデムタイプとブレードの枚数や組み合わせで様々なタイプが存在します。シンキング(沈むルアー)なのでリトリーブ(リールを巻くスピード)の調整で、あらゆるレンジ(深さ)を攻略できます 。
バズベイトとは、スピナーベイトに似ていますが、ブレードではなくプロペラが装着されています。プロペラが受ける水流が大きな抵抗となって沈みにくく、水しぶきとけたたましい音をあげながら表層を引いてくる事が可能です。
沈むルアーでありながらもトップウォータールアーとして使われます。スピナーベイトと同様、シングルフック構造なので根がかりがしづらく、表層付近の障害物周りでも多用されます。回転するプロペラがワイヤーやヘッドにぶつかるようにして、より激しい音を発生させるモデルもあります。
ソフトルアーとは、合成樹脂、ラバーなど、柔らかい素材で作られたルアーの総称です。
ストレートワームとは、ミミズのような細長い形状ですが、用途としてはミノーに近い存在です。ノーシンカー(オモリを使わない)リグ(仕掛け)やジグヘッドリグ(オモリと針が一体となった仕掛け)にして泳がせると小魚を思わせるアクションを見せます。弱った小魚やパニックになった小魚を表現するトゥイッチと呼ばれるアクションを加えればミノー同様に逃げ惑うようなアクションも演出可能です。ダウンショット( 針の下にオモリをセットした仕掛け )やワッキーリグ(マス針などをストレートワームの真ん中に刺し、くの字に曲がるアクションをさせる仕掛け)など様々なリグ(仕掛け)に対応できるオールマイティーなワームです。
グラブとは、ボリュームがあるイモムシのようなボディに薄く丸まったテール(尻尾)の形をしたワームです。引くと小魚の尾ひれのようにテールを震わせて泳ぎます。テールが1つのシングルテールグラブとテールが2つのダブルテールグラブがあります。ノーシンカー、テキサスリグ(バレットシンカーとオフセットフックを組み合わせたワーム専用の仕掛け)、ジグヘッドリグでの使用が一般的です。なかでもノーシンカーを表層で泳がせるバジングは有名なテクニックです。同じくノーシンカーで、テールを切り取っ てボディだけを使用するイモグラブという使い方も人気です。
パドルテールグラブとは、名前のとおりグラブから派生したモデルとなり、テールの形状が異なります。ボートのオール(パドル)に似ていることが名前の由来となっています。扁平なテール形状ですので、ハゼ類のイミテートだという説もあります。
はためくようなアクションで大きな水流を発生し、ブラックバスを誘います。グラブよりも厚みのあるテールはテキサスリグでカバーを攻める際の耐久性とすり抜け性能に優れており、岸際に葦などが群生しているフィールドで多用されます。同じ理由からラバージグのトレーラーとしても使用されます。
クローワームとは、ザリガニを意味するCrawfish 、もしくは鉤爪を意味するClaw に由来するワームで、いずれもザリガニやエビなどの甲殻類を模しています。ダブルテールグラブにも近い形状ですが、すり抜け性能が高いのでパドルテールグラブに近い用途でも使われます。対カバーでのすり抜け耐久性はパドルテールグラブ>クローワーム> グラブといったところでしょうか。甲殻類を忠実に模しているモデルも多く、視覚的要素で選ばれる場合も多いです。ザリガニの生息する水域では外せない人気ワームです。
ホッグワームとは、豚を意味するHog/Hawgに由来しているワームで、ボリュームのあるという意味で使われています。クローワームをもっと複雑にしたようなワームで、パドルテール型のハサミにカーリーテールなどを合わせた形状です。ZOOM社Brush Hogのヒットを発端に、他のメーカーからも同じコンセプトのワームが続々とリリースされ、ホッグワームという新たなジャンルが生まれました。テキサスリグやトレーラーワームの定番として定着しています。この頃からボリュームのあるワームを【バルキーなワーム】と呼ぶようになりました。これはBerkley社 Power Bulky Hawgのヒットによるものです。
カーリーテールワームとは、薄く細長く丸まった形状のテール(尻尾)のワームです。ボディは細身のタイプからボリュームのあるタイプまで様々あります。グラブもカーリーテールワームの一種です。薄いテールは僅かな水流にも反応して良く動くため、スローに引いてゆっくり見せる使い方でもブラックバスにアピールできます。
シャッドテールワームとは、グラブやカーリーテールワームのようなボディに魚の尾びれのようなシャッドテールという形状のテール(尻尾)が着いたワーム。カーリーテールよりも強い水流を発生させるとされており、より強いアピールが必要な時に多用される。ノーシンカーやジグヘッドで使われることが多い。
湖は、最も釣り場面積が広くストラクチャーと呼ばれる障害物等も豊富です。岸際が護岸されている場所が多いため、岸釣りにも向いています。広大な湖ほどブラックバスは小魚(ベイト)を捕食するために回遊している事も多く、一箇所で釣りをするよりも、小魚の動きに合わせてストラクチャー周辺を釣り歩く事が釣果を上げるコツです。また釣り場面積も広いため、餌となる小魚が豊富な湖では60センチクラスの超大物(ランカーサイズ)が釣れる可能性もあります。
※主なポイントとしては、船着場( ボート乗り場)・桟橋の周りや水門 ・橋脚・石積み・杭(クイ)・ワンド・ オダ・ウィード(水生植物)・コンクリート護岸・流れ込みなどが一般的です。ブラックバス の習性としては影(シェード)を好み、身を潜めている場合が多いので、ストラクチャー(障害物等)のシェードも狙ってみましょう。
野池は、一般的には釣り場面積は狭く、ストラクチャーも少ない為、目ぼしいストラクチャーを狙って反応がない場合は、思い切って違う野池に移動する事も一つの手段です。しかし野池とは言っても50センチを超えるような大物(ランカーサイズ)も潜んでいる事もあるので油断は禁物です。岸際を歩く際は魚を驚かさないように、できるだけ慎重にアプローチする事も重要な要素です。意外と足元にブラックバスは潜んでいる事が多い為です。
※主なポイントとしては、水門・コンクリート護岸・杭(ク イ)・アシ・ゴミ溜まり・オーバーハング・ウィード(水生植物)などが一般的です。
流れのあまりにも速い川を除いて、ブラックバスは流れのある川にも生息しています。川の岸際も護岸されている場所が多いため、岸釣りに向いています。使用するルアーは小魚を模したミノーを中心に、そこで捕食しているベイトに合わせることが重要です。ブラックバスが今現在、どのような大きさの餌(小魚等)を食べているかがわかれば 、それに合ったサイズのルアーを選ぶことで、更に効率良く釣れるかもしれません。
※主なポイントとしては、水門・コンクリート護岸・杭(クイ)・アシ・橋脚・桟 橋などが一般的です。
ダムの場合は山沿いにある場合が多く、岸際まで降りられない事が多い為、無理はせずに安全に岸際まで辿り着ける場所で釣りをしてください。また、他の釣り場と大きく異なる点としては、水深が深いという事です。まずは安全第一に釣りを楽しんで下さい。湖と同様、ブラックバスも餌となる小魚(ベイト)を追って回遊している場合が多いので、小魚の動きに合わせてストラクチャー周辺を釣り歩く事がコツです。また岸釣りが無理なダムでは、ボートを貸し出している施設もあり、ボートでの釣りもブラックバス釣りの大きな魅力の一つです。
※主なポイントとしては、岬・オーバーハング・橋脚・流れ込み・倒木や立木などが一般的です。
ブラックバスがシーズン(季節)ごとにどんな行動をするのかをご紹介いたします。ブラックバスの行動を把握する事で、居場所がわかり、釣果に結びつける事が可能となります。
春のブラックバスの行動を理解する為に最も重要な要素は、スポーニング(産卵)です。ブラックバスはスポーニングに備えて水温の上昇とともに行動を始めます。しかしながら、水温の変動が激しい春先は行動を把握するのが非常に難しいです。また、日中に水温が上昇し始めても、朝夕に冷え込んだりしてしまう場合では、ブラックバスの行動が冬の動きに逆戻りしてしまうことがあります。ブラックバス釣りに限らず釣り全般に言える事ですが、水温が上昇し、更に安定することが非常に重要です。水温が落ち着いて安定してくると、ブラックバスは比較的水温の高い浅瀬に出てスポーニングの準備をおこないます。ブラックバスはスポーニングによる体力低下の為、しばらくは、あまり動く事はせず目の前に通るベイト(小魚など)を捕食しますので、ルアーも目の前をゆっくりと通すようなアプローチを心掛けましょう。
夏はブラックバス釣りが一番楽しめる季節です。特に梅雨時期からの初夏にかけて、食欲旺盛なブラックバスは様々なルアーにアタックします。特に水面上で動かすトッ プウォータープラグなどにブラックバスがアタックする姿はとてもエキサイティングですので、是非様々なルアーを試してください。但し、真夏の炎天下などではオーバーハ ング(水面に木が覆い被さった場所)やストラクチャー(障害物等)の影に身を潜めている事が多いので、そういったシェード(影)があるポイントを中心にルアーをキャス トすることで釣果に繋がります。また、水温が高くなる時期ですので、 水の動きが少しでもある流れ込みや水門なども好ポイントとなります。
秋は冬に備えて活発にベイト(小魚など)を捕食し、体力を蓄える時期でもあります。真夏のような炎天下もない為、釣り人にとっても快適なシーズンでもあります。ベイトを追って回遊するバスもいますので、ストラクチャー(障害物等)を中心に釣り歩く事が釣果を上げるコツでしょう。秋も深まると気温が下がり、水面の水と底の水(悪水)が入れ替わってしまうターンオーバーと呼ばれる現象が発生し、ブラックバスの活性も下がって釣りが難しくなりますので、水の良い場所(水が動くところや浅場)を探したり、リアクション(反射)でブラックバスを反応させるようにしましょう。
冬は水温が下がってブラックバスも動かなくなる事が多くなってきます。目の前を通るベイト(小魚など)を捕食する事が多くなりますので、この時期には少しでも水温が安定している深場を中心に、ゆっくりとルアーを目の前に通すイメージで釣りをすると良いでしょう。